東成区医師会会長 長田栄一
 
 新深江駅ホームの壁には笠の絵が描かれております。四国八十八カ所を巡るお遍路さんなどがかぶる菅笠(すげがさ)。天皇即位に伴う「大嘗祭」や伊勢神宮の「式年遷宮」で用いられる菅笠は、代々、深江の地から奉納されて来たと言われております。東成区医師会の会報誌名「すげがさ」の由来でもあります。
 人口約8万人の東成区は、65歳以上の高齢者比率が全市でも高くその対策として「東成区在宅サービスセンター」や「おとしよりすこやかセンター東部館」などの施設整備が進められました。
 当医師会は、会員数約150名。平成30年4月創立70年を迎えました。乳幼児健診、学校医活動、介護保険事業、産業医活動、予防接種事業、休日急病診療所出務をはじめ毎年「健康展」、「区民公開講座」を東成区民センターにおいて開催。また、区民参加の下、大規模な災害予防訓練を消防署や区役所、地域連合の方々と共に実施するなど、区民の皆様の健康に役立つ活動に会員が一致団結し取り組んでおります。
 住み慣れた地域で安心して暮らし続ける為の地域医療を担う当区の病院や診療所は、区内での「地域完結型」を目指して皆様が「かかりつけ医」を持つことをお勧めしております。その一助となる「地域医療連携室」を東成区医師会内に設置しておりますので、かかりつけ医や在宅医療などのご相談はお気軽にお問い合わせください。
 今後も病院と診療所の連携を更に強化し、介護・保健などの多職種の方々と共に通院や在宅医療の充実を推進し、皆様の健康を守り安心して暮らして頂けるよう、会員が力を合わせて地域に貢献して参りたく存じます。