NO.102
2011年6月 『理想体重(標準体重)をご存知ですか?』
    東成区医師会理事 林 正則
 

大阪市特定健康診断や後期高齢者健康診査の用紙で、身長、体重の項目の横にBMI(Body mass index)という項目があります。これは肥満係数といって、身長と体重から計算される、太っているかやせているかを示す指標です。BMIは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められます。例えば、身長164cm、体重65kgの人なら、65÷1.64÷1.64で、BMIは24.1になるわけです。これは、男性でも女性でも同じ式で計算されます。この計算で算出されたBMIの理想の値は22といわれています。この値が25以上なら肥満傾向、18.5未満でやせ傾向となります。BMIを18.5以上で25未満に抑えるのがよいでしょう。逆に言うと、同じ身長の人であれば、理想体重が同じということになります。理想体重を維持すると言う観点から考えますと、太っている人でもやせている人でも、必要カロリーは体重で決まるのではなくて、身長で決まると言うことになります。ここで一般的な一日の必要カロリーの目安を挙げておきます。
・ 重労働(肉体労働など)をする人:35~kcal/kg(理想体重)
・ 中労作(立ち仕事など)をする人:30~35kcal/kg(理想体重)
・ 軽労作(事務職・主婦など)をする人:25~30kcal/kg(理想体重)
・ 寝たきりの人:25kcal/kg(理想体重)
減量が必要な場合でも、1200kcal(誰もが一日に摂取しなければならない最低必要量)以上とるようにすることが重要です。極端な接種カロリーの制限は勧められません。
22×身長(m)×身長(m)で得られる値が自分の理想体重です。一度、自分の理想体重を計算してみましょう。